どんな工具が盗まれやすいのか?電動工具や発電機、車ごと持っていかれることも

電動工具

どんな工具が盗難されやすいのでしょうか?
高価で、新しく、持っていきやすいものは全て狙われます。

状況にもよりますが、深夜の現場では大きい工具や道具一式ごっそりと持って行かれる、日中は狙った電動工具を持っていかれることが多いようです。

電動工具全般

マキタ、HiKOKI(ハイコーキ)、MAX、パナソニック、RYOBI、BOSCHなど人気メーカーの電動工具は全て狙われます。特に新作の電動工具は注意しましょう。

電動ドリル、釘打ち、インパクトドライバ、のこぎり、サンダーなど全ての種類が盗難の対象です。これらは仕事中はなるべく自分の目の届く範囲で、人目につかないように保管しましょう。

できれば車の中にも置きっぱなしにしないようにしてください。ガラス越しに電動工具があるとわかれば、車上荒らしの標的となります。

精密測定器

ポケットサイズのレーザー測定器からレーザー墨出し器までありますが、これらも盗難被害にあいやすいものです。現場には置きっぱなしにせず、持ち帰りましょう。

フルハーネス型安全帯

2019年2月から着用が義務化されたフルハーネス型安全帯も盗難被害に遭っています。これがないと作業がストップしてしまう大切なものですが、需要があるため盗難のターゲットになります。

作業工具・大工工具

電動工具でなくても盗難の対象になります。特に有名メーカーの工具一式は中古市場で高値で売買されます。

高圧コンプレッサー

マキタ、HiKOKI(ハイコーキ)、MAXなど高圧コンプレッサーは高価で中古での流通も多く、よく狙われます。大きく重いですが現場に置きっぱなしにしないように必ず持ち帰ることをおすすめします。
使用制限のセキュリティ機能が付いたものを購入することをおすすめします。

発電機

ガソリン発電機なども盗難被害の対象です。こちらも重いものですがなるべく現場からは持ち帰るようにしましょう。

工具や資材を積んだ車

車上荒らしや車の盗難にも注意

工具や資材を積んだ車ごと盗まれるケースもあります。特にハイエースなどのバン、いすゞのエルフなどのトラックは海外でも人気の車両で盗難のターゲットとなりやすい車です。

コンビニで車から離れる際はもちろん、作業現場でもロックをかけておきましょう。

高価な工具は全て狙われています

電動工具はほどんどが狙われると考えて良いと思います。特に高価なもの、新しいものは狙われます。

工具盗難の防犯対策は

現場で防犯の取り組みを行っているところも増えてきているようです。できる限り、ひとりひとりが自分の道具を守るようにしましょう。

工具を盗難被害から守る高額な電動工具、精密工具を盗難から守るための防犯対策